おっさんディレクターブログ

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カヤックでブレストしてきて感じたこと

 
一つのサービスの企画や開発に長い間携わっていると、気づかないうちに色々な制約に思考が縛られてしまっていることがあります。
 
そんな時の解決手段の一つとしてブレストがありますが、うまく活用できているでしょうか?
 



少なくとも過去前職においては、自分はできていませんでした。単に力不足です。
 
あるサービスの課題を解決する必要がある時に、そのサービスが持つ売上が大きければ大きいほど、社内外問わず関係者は増えていきます。上司やさらにその上司。あるいは関係部署の責任者だったりですね。よくあるやつです。

ユーザーやクライアントのことを第一に考えなければいけないのは分かっているし、ビジネスをブレイクスルーさせるためには突き抜けたアイデアや判断を下す必要があることは理解していても
「こういう理由でそれは無理」と、無意識下のうちに枠に収まった考え方になってしまう。それではいくらブレストしても優れたアイデアや企画は生まれません。

こうなってしまうと最早ブレストの体をなしていないのですが、ブレストの本当の目的をその場にいる参加者が理解しているか。ファシリテーション役はしっかりと立てられているのか。ブリーフィングの精度は充分に高いか。
あるいは、そもそもブレストがその課題を解決するためのベストな手段なのか?課題は正しく設定されているのか。
 
この辺りの見極めがとても重要で、大きな決断をブレストから生み出すというのは、実は相当難しいことだと思います。
それができるのがカヤックの強みなわけで、まぁコケるときもあるのですけどね…!
 
そんなカヤックでブレストを行うメンバーは、その話題に興味がある人、その道のスペシャリスト、たまたま目が合った人、何にでも顔を出してくれるアイデアマンな人、なんとなく頼みやすい人、新卒ディレクター、インターンなど、職種や経歴問わずゲリラ的に行われることが多いです。
 
そして量が質を生む、否定しない、アイデアに乗っかるなどのブレストの基本ルールをベースに、アイデアをできるだけ多く限られた時間の中で出し切ります。

ブレストから企画に仕立てるにあたり、ディレクターの力量が大きく問われるポイントがあるのですが、ステークホルダーのキャラクターによってプレゼン方法を変えることはあっても、コアアイデアがそれに左右されるということはありません。
 
逆に言えば本当のステークホルダーは誰で、実はクライアントが言語化できていないが求めているものがあるのなら、それを見抜かないと、いくらブレストをしても無駄になってしまいます。
「正しい答えでなく、正しい問い」が重要と言うことです。

いずれにしても、それがステークホルダーの課題を解決するためのブレストになっているかが重要で、場合によっては事前調査などをしっかり行ってブリーフをしっかりと作り込んでおくことも必要です。

ブレストが最も優れていると感じる点は、一人で考えてアイデアのなさに頭を悩ませたり、抱え込んだり点ということがなく、個人で抱え込む流れにならないということ(時間が掛かることの大半はここにボトルネックがあると思う)。スピードを上げるためには絶対的に必要なフローであることに気付かされました。

そしてブレストにあたり課題を共有した上で複数のメンバーで解決していこうというスタンスなので、自分の企画の問題点を把握しつつ、そんな考え方があったのか!と同時に解決の糸口を探ることができます。

と、なんだかまとまりのないテキストですが、一年くらい前の下書きの再編集ということで、すみません。

それと。

前職とカヤックのメンバーとブレストすることができたので、是非楽しみにしていてください。面白いものが生まれる気配がビンビンしています。 

 

伝わっているか? (宣伝会議)

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ひとつ上のアイディア。[新装版]

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